2022年1月21日
特許技術を使ってオリジナルな高品質ピスタチオを生みだしています
今、世の中は空前のピスタチオブーム!
お菓子やスイーツをはじめ、ファッションの分野でも「ピスタチオグリーン」が流行になっています。
そこで、今回は当社独自製法のピスタチオの秘密を少しご紹介します。
1.東洋ナッツ食品のピスタチオはどこで栽培されているの?
当社のピスタチオは全てアメリカ合衆国から輸入しています。
ピスタチオは日本の気候では育てることが難しく、主な産地はイランやアメリカとなっています。
以前はイラン産のものも取り扱っていましたが、アフラトキシンというカビ毒に侵されていることが多いため、当社では1998年よりアメリカ合衆国産のもののみを使用しています。
2.アフラトキシンって何?
アフラトキシンは1960年にイギリスで発見されたカビ毒の一種で、熱帯から亜熱帯にかけて生息しているアスペルギルス・フラブスなどのカビによって生成されます。
非常に強い発ガン性を持つことがわかっており、日本の基準では0.01ppm以上のアフラトキシンを検出した食品は食品衛生法違反となります。また、世界各国でも厳しい基準が定められています。
当社では1973年に特許取得(※1)のアフラトキシン検出法を考案するなど、安全な商品をお届けするために早くからこの問題に取り組んでいます。
3.イラン産とアメリカ産では味が違うの?
生育環境の違いなどから、一般的にはイラン産のほうが風味が優れていると言われています。
しかし、当社では本当に美味しいピスタチオをお届けしたいとの想いから、アメリカの農園に当社の技術者を出向。現地の方とともに風味の優れたピスタチオの製法改良に取り組みました。
5年の歳月をかけて現地の方と創り上げた特許取得(※2)の独自製法により、当社のピスタチオは最高の美味しさを引き出した状態でお届けしています。
4.ピスタチオの殻はなぜ付いているの?
ピスタチオの殻には風味を守り、酸化を防ぐ効果があります。また、殻が閉じておらず割れているので、剥いて食べる楽しみもあります。
ところで、殻がついていると問題なのが、中の果実が見えづらいこと。虫食いやカビ、腐敗などの不良粒を見逃す可能性があります。
そこで当社ではこれまでにない画期的な方法を考案し、特許を取得(※3)。ピスタチオの殻が付いた状態でも不良粒を選別除去できる装置を開発しました。
これにより、一層安心してお召し上がりいただける商品をお届けすることができるようになりました。
いかがでしたか?ここにご紹介したのはほんの一部です。
当社独自製法のピスタチオについてもっと詳しく知りたい!と思われたら、ぜひ以下のwebサイトもご訪問ください。
Ton’sCafe|”一切の妥協なし”で誕生した東洋ナッツオリジナルのピスタチオについて
※1 特許1188753号、0944822号
※2 特許3454504号
※3 特許6997495号